鐘つき与七/テ・キエロ　(解説と配役)　花組　大劇場公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

花組

発売日

1969-04-26

出演者

甲にしき・薫邦子・麻鳥千穂・竹生沙由里・近衛真理・郷ちぐさ・豊みのる・如月美和子・清月輝・淡路通子・桂木ゆたか・水穂葉子・睦千賀・四条秀子・沖ゆき子・銀あけみ・美国亜耶・麻月鞠緒・美山恵津・美吉野一也・歌川波瑠美・瀬戸内美八・但馬久美・啓華世・三井魔乎

商品内容

【鐘つき与七】

民謡ミュージカル。


昔々、とある山寺。
この寺の和尚さんに育ててもらった与七は鐘つきをしていた。

しかし、この村に棲む妖魔どもは、与七のつく鐘の音を聞くと、体中が苦しくなってしまうため、なんとかして二度と鐘がつけないようにしたいとたくらんでいた。

与七と共にこの寺で育てられたのは、炭焼きをしている留吉やおさよがおり、三人はとても仲が良かった。

留吉とおさよは恋仲だったが、ある日、おさよの父親と名乗る権六という男が現れおさよを代官の鶴若のもとへ嫁にやるというのだ。

この様子を見ていた妖魔は与七と取引をすることにした。
それは、与七が鐘を鳴らさないことを条件におさよを助けてやるというものだった。

それからしばらくして、おさよは寺に帰ってきたが、与七は決して鐘をつこうとせず、和尚をはじめ、寺の人々は困り果ててしまった。

一方、妖魔どもは鐘が鳴らないことを良いことに猛威をふるい、村は異常事態となっていた。 このたたりを追い払うにはなんとか与七に鐘をつかせねばならなかった。

おさよをはじめ、村の衆の願いに与七はついに立ち上がった……。


【テ・キエロ】

原作ベナベンテ「Los Interess Creados」。


ここはスペインの街角。
ペテン師ベルナルドがブラブラと歩いていると、やはり金もなく歩いているピザロという男と知り合った。

成金の娘・シルビアがベルナルドに一目惚れしたのを利用し、二人は名家の若者と家来に紛れてひと稼ぎしようと目論んでいた。

斜陽貴族のドンヤ・ルチア夫人は、恒例の夜会が金がないため開けず困っていると、姪のジョセフィナが金持ちのパトロンを知っているといったことから、たちまち華やかな夜会を開催した。

その夜会でベルナルドとシルビアは再会し、はじめはペテン師よろしく金だけが目的の恋だったが、いつしか本物の恋へと変わっていく。

しかし、ピザロがシルビアの父親にベルナルドの素性をばらしてしまった為、ベルナルドもシルビアに本当の事を告白したが、素性を知ってもシルビアの気持ちは揺らぐことなく、二人は駆け落ちすることに……。

公演日

公演会場

宝塚大劇場

原作

大関弘政・ベナベンテ

監督

大関弘政・白井鐵造