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世はかげろうの物語/幸せがいっぱい (脚本と配役) 花組 東京公演プログラム <中古品>

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商品番号 PRG-12110B
販売価格 ¥ 2,980 税込

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商品説明

種別
公演プログラム
花組
発売日
1962-04-01
出演者
星空ひかる・淀かほる・夏亜矢子・畷克美・四條秀子・吉月朱美・松島三那子・恵さかえ・松乃美登里・麻鳥千穂・白雪式娘・黒木ひかる・大町桂子・近衛真理・水穂葉子・栄みゆき・都路のぼる・美和久百合・平美千代・甲にしき・香路まさみ・香路ひでみ・鮎川三知代・鮎川三鶴・美山しぐれ
商品内容
【世はかげろうの物語】

宇野信夫の中国物怪談劇。


昔、中国のあるところに、喬生という若者がいた。 その隣に蓮娘という美しい娘が住み、二人は幼なじみで恋仲であった。

だが、有為転変は世のならい、蓮娘の父、呉防禦は、自衛軍の高官となり隆盛を誇るが、喬生の父、崔の方は官職を離れ、家屋敷を引き払わねばならないという不遇をかこっている。

こうして両家に身分の隔たりができてしまうと、呉防禦は崔に対して、若い二人の婚約を破棄しようと申し立ててきた。 いよいよ、家を明け渡す日、喬生は、庭に積んである荷物にもたれてうたた寝するうちに夢をみる。

――それは、まだ幼い頃の幸福な夢である。
かげろうの立つ春の野辺に、二人仲良く戯れているという夢であった。
その甘い夢を覚ましたのは、蓮娘の妹、花娘である。

庭から入ってきた花娘は、喬生に姉が呼んでいるから来てほしいという。 その優しい願いを喬生はかたくなに断ってしまう。

この地を去って5年もの月日が流れ、喬生は再び、この地を訪れていた。 そこで喬生は蓮娘の乳母であった阿英に出会い、蓮娘が亡くなったことを聞かされた。 蓮娘は死の間際まで喬生の名を呼び続けていたという。 喬生は5年前の自分のかたくなな心をいたく後悔し、自分が蓮娘を殺したのも同然だと悲しむ。

そのとき一人の美しい娘が通りかかる。 喬生はその娘が蓮娘に生き写しなので、はっと驚く。 それは成長した妹の花娘であった。 花娘はなつかしげに語り、姉の生前の悩みを語る。 蓮娘の思い出につながる二人の心は、いつしか相寄ってゆく。 清明の節の灯籠が美しくゆれる宵、二人は一緒に暮らしていこうと心に決めあっていた。

そしてまた一年が過ぎた。 渡し場で、偶然、呉防禦に出会った喬生は不思議なことを聞く。 喬生が一年間一緒に暮らしていた花娘は父の家で一年前から病気で寝ているという。 しかし、喬生は確かに一年前から一緒に暮らしているといぶかぶるが…。

物語はここで思いもよらぬ結末に導かれるのである。


【幸せがいっぱい】

高木史郎の迫力満点の華麗なショー。
公演日
公演会場
東京宝塚劇場
原作
宇野信夫・高木史郎
監督
宇野信夫・高木史郎