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おみね太鼓/皇帝と魔女 (解説と配役) 花組 東京公演プログラム<中古品>

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商品番号 PRG-12121B
販売価格 ¥ 2,980 税込

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商品説明

種別
公演プログラム
花組
発売日
1963-03-02
出演者
淀かほる・夏亜矢子・星空ひかる・神代錦・美吉佐久子・近衛真理・甲にしき・畷克美・清川はやみ・打吹美砂・平美千代・恵さかえ・水穂葉子・白雪式娘・栄みゆき・大町桂子・美山しぐれ・山吹まゆみ・鮎川三知代・鮎川三鶴・歌川波瑠美・美和久百合・亜矢ゆたか・白洲三千代
商品内容
【おみね太鼓】

数々の傑出した民族舞踊集を世におくった日本郷土芸能研究会が、今度は「物語り風土記」といったものを扱った第一作で、宝塚ならではの迫力ある感動的な舞台。


昔々、ある山の中の村に、それはそれはけちんぼうで強欲な、三平という男が住んでおりました。 そんな三平にも、彼を慕う、お峯という純情な娘がいましたが、飯を食うという理由で嫁にしてもらえず、彼女は毎日空しい涙に明け暮れていました。

その村のお社で或る時、山中深くに住んで人間の強欲な心に棲みつくという山姥を退散させる行事が行われ、次いで村一番の踊り手を決める「踊り競べ」が開かれる。

三平は莫大な米俵の商品を目当てに参加し、見事に勝ち抜いて、その米俵の山を自分のものにしますが、他人やお峯にも手伝わせず、自分で里の家に持ち帰ろうと苦労します。

そこへ、力持ちの女衆が現れて助けられ、その女衆は飯を食わないと言うので、三平はその女衆を嫁にし、米俵の山に座って悠々と日々を暮らします。

しかし、そのうちに米俵の減りが早いことに気付いた三平は落ちている米俵を辿って山へ登り、自分の嫁が山姥であることを知ります。

驚いた三平は、お峯の応援で村人を呼び、お社で山姥の退散を計りますが、山姥の出現した頃には一同、振舞酒に酔いしれて、太鼓の音も途絶えています。

窮地に落ちた三平が、あわや山姥に……という時、突然太鼓が鳴り出します。 それは、お峯が必死に打つ太鼓の音でした。

お峯の力で山姥は退散し、三平の命は危うく救われましたが……。


【皇帝と魔女】

中国は殷の時代(紀元前1100年)、東西南北に君臨する寿王が妲己という女性の出現と共に、やがて国家の破滅を招くまでの波乱に富んだ過程を、歴史的な背景を保ちながら描いた大ロマン。


ある日、宮殿内で後宮に仕える女たちの間で、ささいな出来事が起こった。 それは、後宮として上がったばかりの蘇の領主の娘、妲己とのいがみ合いだった。

妲己は女の身で馬を乗りこなし、武芸を学び、活発な娘であり、作法を重んじ、外出を禁じられている後宮の女たちと合うはずがなかった。

皇后をはじめとする後宮の女たちからいつも冷たい眼で見られていた妲己をかばったのは寿王でやがてそれは愛へと変わっていった。 けれども寿王の寵愛を受ければ受けるほど、妲己への迫害は強くなっていった。

寿王は誰にも邪魔されず妲己と過ごせるように二人だけの住居、摘星楼を作ったが、王の命を無視して、この楼に皇后をはじめ後宮の女たちが突然押し寄せてきた。

寿王は怒りに我を忘れ、皇后を露台より投げ落としてしまった。

そして、王は妲己の悲しみを和らげるため、琴の名手伯邑考から琴を習うようにすすめたが、いつしか伯邑考の心には妲己への愛が芽生えていった。

伯邑考が妲己へその愛を告げ、共にこの宮殿から逃げるように願った時も、寿王が現れた。

こうして、悲劇が悲劇を呼び、荒れ狂う渦はやがて数々の陰謀を生み、ひいては殷の国を滅亡へと招いてゆくのだった……。
公演日
公演会場
東京宝塚劇場
原作
渡辺武雄・白井鐵造
監督
渡辺武雄・杉本守・白井鐵造