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狐と雨と祭/ポニイ・レディー 花組 東京公演プログラム<中古品>

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商品番号 PRG-12125B
販売価格 ¥ 2,980 税込

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商品説明

種別
公演プログラム
花組
発売日
1961-08-02
出演者
淀かほる・星空ひかる・夏亜矢子・白雪式娘・神代錦・松乃みどり・畷克美・花空季衣・吉月朱美・麻鳥千穂・瞳うらら・鵲わたる・大町桂子・美山しぐれ・恵さかえ・松島三那子・栄みゆき・平美千代・都路のぼる:近衛真理・水穂葉子・小文字まり
商品内容
【狐と雨と祭】

数多い宝塚の日本物の中でも目立つ秀作の一つで、“狐(自狐物語)”・“雨(鳴神)”・“祭(八幡鐘)”の三話から構成された舞踊劇。


第一話 狐(白狐物語)
雪国に住む白狐の悲恋を描いた民話。

林の中に大きな立木の側に縁結びの神を祀る祠があって、村の若い男女がそれぞれの願いをかけてお参りしている。

さて、この山に深雪という娘――実は美しい白狐なのであるが――が住んでいる。 そして、この深雪は村若者藤五郎に恋している。
藤五郎も美しい深雪を憎からず想っているが、所詮は人間と狐。

藤五郎は深雪に自分は人間だから一緒にはなれないと諭すが、深雪は聞き入れなかった。 また、藤五郎にはお信という許嫁がいた。

藤五郎が山の中で深雪を諭していると、心配したお信と父親が山へ上ってくるので、藤五郎は深雪を隠し、足をくじいたというお信を背負って山を下りていくのだった。

その姿を寂しげに見ていた深雪は仲間の狐たちにどんな悪い事をしてもいい、したい放題するようにと命令し、したい放題していると、大勢の村人たちが狐狩にやってくる。

深雪は逃げ回るが、遂に捕まえられ、なぶり殺されようとしているところへ、藤五郎が現れ命乞いをするが、お信に自分と狐とどっちが大切なのか問われ、銃で殺すように言われる。

どうしても撃てない藤五郎に鉄砲を挟んでお信ともみあううちに引き金にふれて、飛び出た弾丸は深雪に当たる。

深雪は、雪の中に倒れ、悲しむ藤五郎の腕の中で死んでゆくのであった……。


第二話 雨(鳴神)
歌舞伎十八番の鳴神の話。

鳴神上人は六内殿に恨みごとを抱き、けわしい岩山の一角に庵をつくり、仏像をまつって祈願を込めている。

そして、滝にしめ縄を張り、雨を降らす竜神をその中に閉じ込めてしまったので、日本は雨が降らなくなり、干ばつに見舞われて大騒ぎとなる。

この事情を知った大内殿では、鳴神上人の術を破る使者をたて、才色兼備の絶間姫ををこの山の中に送り込み、女人禁制の山へと入っていく。

いぶかしる鳴神に姫は芸道修行の為にこの深山に来たと言い、鳴神の気をゆるませた上、酒をすすめ、琴をかなで、舞を舞って鳴神を慰める。

永い間のこの深い山の暮らしで、すっかり酒食に飢えた鳴神はついにこの悩ましい誘惑の虜となり、酔いしれて術が破れてしまう。

この機を逃さず、絶間姫は岩によじ登り、滝にめぐらされたしめ縄を切り落とした。 すると、たちまち、轟然と車軸を流すような大雨が降ってくるのである。


第三話 祭(八幡鐘)
江戸の華の双へき、勇み肌の火消と、いきな辰巳芸者の逢引き。

火消の頭清助は、女の意気で売り者の辰巳芸者の小竹とまんざらでもない仲だった。

今日も深川八幡で茶屋の娘に呼びかけられたり、生け花の師匠おかねに誘われたり。 茶屋の中から二人が寄り添うのを見かけた小竹は嫉妬に燃えて清助にくってかかり、掴み合いの大喧嘩となる。

この時、突然、激しく半鐘が鳴る。
清助は堤に飛びあがり、走り去っていき、小竹もその後を追う……。

やがて賑やかな深川の祭り。
境内では清助たちの組と中組の連中が御輿を挟んでの大乱闘となるが、その時中央に割って入ったのは小竹であった。 清助の為なら命をかけても悔いのない彼女であった。

そこへ中組の頭と結ばれたおかねが盃を持って現れ、すべてをさらりと水に流し、清助と小竹の縁結びをするのだった。


【ポニイ・レディー】

当時大変なブームを巻き起こした西部劇を喜劇的にした楽しいミュージカル。


アリゾナ牧場主ファーマー氏の長女・キャシイは生まれつきのあばずれ娘、ロディオのじゃじゃ馬そのままだった。

妹のベラに夢中になり求婚してきた酒場の持ち主のジャックとバクチ打ちのギャレットの二人、不埒者の彼らに大切な妹ベラをやりたくないという姉心から、手痛くやっつけてしまった。

そこへ流れ者のダルトンとお供のボブが現れた。 キャシイにやり込められている二人を助けるべく仲に入るも、キャシイの見幕に恐れをなしてスゴスゴと退散してしまった。

だが、人情に弱いダルトンはジャックやギャレットたちの為に一肌脱ぐことを決心する。

ファーマー家に上り込んだダルトンはキャシイに美辞麗句並べあげ、口説くも、キャシイは西部きってのじゃじゃ馬娘、通用するはずもない。

逆にキャシイに運びやすい折りたたみ椅子のような男だと言われてしまう始末。

第一の求婚はこうして虚しく破れてしまった。

さてさて、このおっちょこちょいで腰抜けで、お人よしのダルトンはこの西部きってのじゃじゃ馬を見事に乗りこなすことはできるのであろうか……。
公演日
公演会場
東京宝塚劇場
原作
内海重典
監督
内海重典