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楊妃と梅妃/港に浮いた青いトランク 雪組 大劇場公演プログラム<中古品>

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商品番号 PRG-31122B
販売価格 ¥ 2,480 税込

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商品説明

種別
公演プログラム
雪組
発売日
1965-01-28
出演者
真帆志ぶき・加茂さくら・上月晃・松乃美登里・牧美佐緒・大路三千緒・桂木ゆたか・幾久まゆ美・朝凪美舟・曽我桂子・可奈潤子・汀夏子・黒木ひかる・清川はやみ・淡路通子・葉月恵・日夏悠理・花登章・三鷹恵子・水島みのる・竹川由起・姫由美子・歌路聖子
商品内容
【楊妃と梅妃】

植田紳爾の新人時代の作品。
新人の東京第一作としては、珍しく骨格のしっかりしたミュージカル・ドラマと大好評を博した作品。

楊妃を真帆志ぶき、梅妃を松乃美登里が演じている。


唐の玄宗皇帝は宮廷に三千の美女を集め、花やかな生活をおくっていた。 彼女たちは十段階の“官位”があり、その最高位を“貴妃”といった。

彼女たちはこの“貴妃”の位を得ようと、互いに競い、時にはみにくい争いを演じていた。 なかでも楊妃と梅妃は玄宗皇帝にいちばん寵愛されていたので、二人の争いは最も激しかった。

頃は早春、物語は宮廷の樂人・李亀年が楊妃に恋をして想いがかなわず、ひとりさびしく田舎へ落ちていく道すがら、尋陽江での渡し舟で老船頭に思い出を語るところから始まる。


ここは宮廷。 今宵も玄宗皇帝は美女をはべらせて、酒宴の真っ最中である。
皇帝の命令で楊妃と梅妃は踊り競べをし、楊妃は残念にも負けてしまった。

失意のうちに自分の館である上陽宮へ帰って来たところへ、梅妃のもとへスパイとして送り込ませていた侍女の裴炎がしのんでくる。

裴炎は梅妃が花祭りに日に花祭りの日にペルシャから取り寄せたチューリップの花を皇帝に献上すると言い、これに勝つためにはヒマラヤの山奥深くに咲く青いケシの花を献上するしかないという。

楊妃は亀年にその青い花をとってきてくれたら、亀年の望みはなんでも叶えてあげるからと言い、亀年に頼んだ。 花祭りの日はあと二十日に迫っており、亀年は命懸けでヒマラヤに赴いていった。

花祭りの当日、亀年が疲れ果てた姿で、青いケシの花を持ち帰ってきた。 亀年は楊妃との約束を信じて「あなたを頂きたい」と愛を込めていう。 楊妃は亀年の真実の愛に心を動かしたが、いまは梅妃に打ち勝つことが第一であった。

そして楊妃は望み通り、“貴妃”の位を得る事ができた。
亀年の恋ははかなく破れ、絶望のうちに田舎へ帰って行く彼の後姿は哀れみを誘った……。


【海に浮いた青いトランク】

神戸を舞台にした高木史郎のファンタジックな作品。
汀夏子が初舞台からわずか10か月後の大劇場のこの作品で準主役に抜擢され話題を呼んだ。


もやに包まれた神戸の波止場。
香港から航海を終えて港に降り立った船員楠章二と菅原竜三の二人は、花時計の前で歌手の須磨照子に会った。

彼女は青いトランクを持っていて、今日の正午にこのトランクを香港の人に渡すように頼まれたという。

そこへ照子の友人・平野マヤが現れて神戸の街を案内しようと照子を誘い、楠と菅原も同行することになり、青いトランクはひとまず三宮駅に預けることになった。

ところがその青いトランク、チンピラ仲間のジョージにだまし取られてしまった。

所変わって、ここはバラック小屋が立ち並んでいる新川部落。 沖仲仕の栄やんをはじめ、バタヤの宇治川ミツたちは貧しいながらも毎日楽しく働いている。 ミツの息子・一郎が久しぶりに帰って来たが、ミツは会おうとはしなかった。

彼はたまたま居合わせた照子に返そうとするが、ちょっとしたすきに黒メガネの男に奪い取られてしまった。

輝子はひとまず、トランクを渡す相手、龍花に会いにナイトクラブをたずねた。 龍花は盲目の妹・桃花と二人での生活のために、ナイトクラブに勤め心ならずもアヘンの密輸に手を貸している不幸な女であった。

舞台は波止場。
一郎はトランクを盗んだのは黒猫団一味だと思い、その親分の龍二に果たし状を送り、二人はナイフ片手に激しく争った。

折から、一郎の身を案じて弟の次郎、妹のミヨ、ジョージたちが駆けつけてきた。 と、平野マヤが問題のトランクをもって登場すると、龍花がそのトランクを奪い去ろうとしたその時、大勢の警察官が現れて、密輸団一味を捕らえた。

ここに青いトランクをめぐる麻薬事件は一挙に解決する。
ナゾの女・平野マヤは、密輸団を探る婦人警官であった。

疑い晴れて菅原との恋はめでたく結ばれるであろうし、楠と照子の二人も幸せの日は近い。 翌朝、一郎は待望の船員となり、楠・菅原と船に乗り込んでいた。

若者たちの前途に幸いあれ!


汀夏子が初舞台からわずか10か月後のこの作品で準主役に抜擢され話題を呼んだ。


※写真が掲載されているのは、上記の方のみです。
公演日
公演会場
宝塚大劇場
原作
植田紳爾・高木史郎
監督
植田紳爾・高木史郎