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新・竹取物語/カルメン・カリビア (脚本と配役) 雪組 大劇場公演プログラム<中古品>

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商品番号 PRG-31232B
販売価格 ¥ 2,480 税込

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商品説明

種別
公演プログラム
雪組
発売日
1960-09-02
出演者
真帆志ぶき・浜木綿子・明石照子・野辺小百合・秩父美保子・三鷹恵子・神州洋子・淡路通子・小乙女京子・高田和美・織千重子・里美千尋・千波淳・瑠璃豊美・水原節子・美吉佐久子・朝凪美舟・舟なぎさ・朝空美景・岬ありさ・木花咲耶
商品内容
【新・竹取物語】

竹の国は、十年前に芦の国との戦いに敗れた。 そして今は松の国と睨みあっているので、兵器や軍勢を持たねばならない。 代官竹太夫は、ひそかに鉄砲工場を作ろうと考え、西の竹林に白羽の矢をたてた。 持ち主竹三郎には幾度か話が進められていた。

その日、竹の里の人々は、ぶどう採りに余念がなかったが、そこへ一人の乞食女が現れてぶどうを採るのをやめてほしいと言うが、なおもぶどうを採ろうとする男に乞食女が飛びかかったので、男は怒って乞食女をなぐり倒した。

そのとき、代官が娘笹美と、鉄砲鍛冶の竹阿弥、その息子竹十郎を連れ、例の竹林を買収するためにやってくる。 失神した乞食女は、やむなく竹三郎の家に運ばれてゆく。

代官の娘笹美と竹三郎は互いに愛し合う仲だが、竹三郎は貧乏地主で出世の見込みもないので笹美は愛想をつかし、同僚の竹十郎を夫にと決めていたのだった。

代官からこの話を聞かされた竹三郎は憤慨し、この竹林を代官に売れば、自分も役人になれるし笹美を失うこともないと思い、その夜に待合“竹の家”で土地売買の契約が交わされることになる。

そのころ、街には不思議な女かぐやのうわさが流れていた。 好色の代官は、かぐやを連れてきたものを役人にすると布告する。 この布告を聞いて、男たちはかぐやを探しに西の山へと向かった。 女達は男達を西の山へは行かせたくなかった。 なぜなら、西の山へかぐやを探しに出掛けた者は決して帰って来ないのだから……。

竹三郎も西の山の竹林をさまよっていた。 先祖代々の土地を代官に売り渡さねばならないので、最後の見おさめのつもりだった。

自分の竹やぶの中で、竹三郎は不思議な男に出会った。 その男はかぐや姫の噂に血迷って来たならば早く立ち去るように竹三郎に忠告し、去って行った。

竹やぶが動き、竹たちの呼びかけが交わされ、その向こうに一人の女が立っていた。 気のせいかと思いつつ竹三郎がじっと見つめると、それは紛れもなくあの噂の女、絶世の美女かぐやであった。

しかも驚いたことに、そのかぐやは、先日の気狂いの乞食少女であった……。


【カルメン・カリビア】

南の国の太陽の情熱を褐色の肌の下にひめた美しいカルメンは、ここカリブ海のキューバに近い島の、サトウキビ畑で働いていた。

ある日、カルメンは仲間と大喧嘩してしまい、管理人の一人であるホセが止めに入った。 ホセは、ナイフを抜いたカルメンを警察に連行しようとするが、途中カルメンはホセを誘惑し、ホセは彼女の美しさに負けてわざと逃がしてしまう。

ホセには故郷キューバにミカエラという婚約者がいた。 可憐で心の優しいミカエラはホセの身を案じてはるばるこの島へ逢いに来るが、ミカエラはホセにひと目逢っただけで、その後ホセはカルメンと共に姿を消してしまった。

一方、カルメンは最初は逃がしてもらうための誘惑だったが、次第にホセに魅かれ、ついには真の愛情を感じるようになっていった。 リコの酒場の別室で人目を避けるように抱擁しあうホセとカルメンの前にホセが働いていた管理事務所の所長ロべスが現れた。

彼は祖国キューバ革命を志す同志であった。 ロべスはホセにミカエラが待っている事、今は恋に落ちている時ではない事などを告げるが、ホセはカルメンのためなら婚約者も祖国も捨てるという。

それからカルメンとホセは海辺の家で二人だけの暮らしを始める。 だが、毎日職を求めて歩くホセは、ロべスたちに邪魔されて職にありつけず、二人の暮らしはだんだん貧しくなっていく。

そんな時に現れたのがカルメンの昔馴染みガルシヤである。 ガルシヤはカルメンにホセの元の仲間たちの計画を聞き出せばホセに仕事をあげると言い、貧乏に飽き飽きしていたカルメンはホセに秘密を打ち明けるよう迫った。

ついにホセはカルメンに秘密を打ち明けてしまい、それをきっかけに島の秘密警察が動きだし、ロベスら革命の同志は危機に瀕することになる。

一年に一度の島の祭りのフェスタの夜、島の人々は様々な仮装をして、一晩踊り明かす。 そんな夜にもホセは秘密をもらしたため、ロベスら狙われ、一歩も外へ出られなかった。 派手好きなカルメンは華やかな装いで身を飾り、ホセの哀願を冷たくはねつけて隠れ家を出ていく。

二人の破局は近づいていた……。


※写真が掲載されているのは、上記の方たちのみです。
公演日
公演会場
宝塚大劇場
原作
小原弘亘・内海重典
監督
小原弘亘・内海重典