白い山吹/華麗なる千拍子　星組　東京公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

星組

発売日

1960-10-01

出演者

寿美花代・春日野八千代・那智わたる・内重のぼる・天城月江・黒木ひかる・四条秀子・如月美和子・水代玉藻・槇克巳・朝霧早苗・若山かず美・鳴海潮・恵さかえ・飛鳥妙子・梓真弓・桃山千歳・高殿ゆかり・若宮淡紅子・三鈴寿子・若桜薫・大空美鳥・篠原朝美・多摩川登秀子・富士峰子・小城しのぶ・那月ひとみ・立花公子・夢路かよ子・穂波しのぶ・高城珠里

商品内容

【白い山吹】

室生犀星の「山吹」を舞踊劇化した作品。
原作のもつ優雅な匂いを、舞踊劇という形によって一層強く助長している。


山吹は、毎夜美しく着飾って雪の山路を通った。
まるで子供のように、誰かにその姿を見せたかったのである。
けれども、見せる人は、もはや生きてはいなかった。

山吹の夫である検非違使の尉俊光は、すでにこの世を去っていた。 しかし、山吹は、俊光との楽しかった日の想い出を拾うために、雪の路をいといもせず歩いていく。

山吹と俊光は出会って恋に落ちたものの、山吹を羨む同輩の女たちにいじめられ、山吹は俊光との約束を破らなければならなかった。

そうして、お互いに愛し合いながら、再び再会できたものの、はからずも起こった大地震により二人はまた離れ離れになってしまった。

賀茂の祭りの日、二人はついに手をとりあった。
しかし、その時すでに俊光は大地震の過労から胸を病む身になっていた。

はかない幸せを必死に守ろうとする山吹の女心――それは麗しくも貴い努力であったが、結局は人の運命までは変えがたく、俊光じゃ山吹にみとられながら、帰らぬ旅にたってしまた。

山吹はそれ以来、夕べともなれば美しく化粧をし、きらびやかに着飾って館を出て、雪の山路を通っていく。 つきることのない俊光への想い出を一つでも多く、その胸に拾おうと思って……。


【華麗なる千拍子】

レビューの基本ともいえる世界各地を巡る構成のショー。
ロンドン、リオ、スペイン、アフリカ、ニューヨーク、パリなどが登場する。

公演日

公演会場

東京宝塚劇場

原作

有吉佐和子・高木史朗

監督

春日野八千代・高木史朗