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みにくい家鴨の子/白井權八/王春讃歌 (解説と配役) 花組 大劇場公演プログラム<中古品>

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商品番号 PRG-11103B
販売価格 ¥ 2,980 税込

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商品説明

種別
公演プログラム
花組
発売日
1954-03-01
出演者
春日野八千代・八千草薫・淀かほる・梓眞弓・伊吹友木子・打吹美砂・玉野ひか留・大路三千緒・四條秀子
商品内容
【みにくい家鴨の子】

アンデルセン童話で有名なみにくい家鴨の子。


家鴨のお母さんが5つの卵を生みました。
四つの玉子はまもなく雛にかえりましたが、一つの玉子だけはなかなかかえりません。

母親はせっせと温めて漸くかえりましたが、生まれてきたのは、みにくい、薄汚い子でした。

祖母や村の七面鳥の親方は、そんな子供は鳥仲間の恥だ、捨てるか、サーカスにでも売ってしまえと可哀想なことをいいますが、母親だけは末っ子をかばいます。

そんな訳で末っ子は、兄たちからも相手にされず、他の鳥たちからも苛められ、いつも一人ぼっちで山の向こうの金のお城の夢ばかり見ていました、

とうとう末っ子は、自分がいては母親に心配をかけるだけだと家鴨の家を出てしまいます。

雪が降る中、家を出た末っ子は、飢えと寒さに倒れてしまい、其処へ通りかかかった美しい鶴の娘に助けられますが、驚いたことに、鶴の娘が末っ子を抱き起すと、驚いたことにその汚い羽根が抜けて……、家鴨の子は実は美しい白鳥の子供だったのでした。

元気を取り戻した末っ子は自分の村の雁に逢い、母親がとっても心配していることと、鳥のカンチス共が村の平和を脅かしていることをしり、急いで村へ帰り、カンチスたちを滅ぼしてしまいました。

末っ子を苛めた七面鳥の不良少年や祖母たちも、すまなかったと涙を流し、末っ子に謝りました。

その時、金の舟に乗った白鳥の王様が現れます。
王様は、末っ子が玉子の時、家鴨の母親に育ててもらうためにそっと預けたのでした。

末っ子は父の王様に連れられて、優しい家鴨のお母さんや村の鳥たちに見送られながら、いつも夢に見ていた山の向こうの金のお城へと帰って行きました。


【白井權八】

白井権八は、毎夜三浦屋の愛人小紫に逢っていた。
その為、権八は廊通いの金に困り、近頃では宵闇にまぎれて、町人たちの金銀を奪う辻斬りとなり、庶民の命を脅かしていた。

三浦屋の小紫の手許に一通の封じ文が届けられた。
それには権八の悪事の数々が書かれてあり、小紫の心は乱れる。
権八がやって来たとき、着替えさす時に、懐中より、金包みが落ち、着物の袖には血汐までかかった跡が残っていた。

権八は来る途中に、吠える野良犬を斬り捨てたとつくろうが、小紫は小判の出所を激しく権八に追及する。

権八に愛想が尽きたと逃げる小紫を権八は一太刀あびせる。
理性に甦った権八ははっとするが、炎の中に立つ小紫の亡霊に翻弄されるのだった……。


【王春讃歌】

中国の美しき都洛陽の太守に王春と呼ばれる狩猟好きの王子がいた。
今日は神廟の祭りで太守の行列が神廟へ詣でる途中、群衆の中から太守夫人めがけて、一矢の矢が放たれた。

それは王春が鳥を射んが為に放った矢ではあったが、父太守は王春に身分もわきまえない行為をとがめ。王春の殺生癖が直るまで赦さないと勘当を申し渡した。

勘当された王春は、諸国を放浪して、漢の都長安に近づいた際、盗賊一味に追われるロオラン王の姫君カルマを助ける。

王春は姫をロオランまで送り届けたのが縁となって、カルマ姫の花婿となり、ロオラン国王となった。

芽出度い結婚の席上には、各国からの贈り物の数々が届けられている。 王春は西藏からの贈物、金色の鹿を見た瞬間、狩猟への欲望が抑えられず、弓矢を携え狩猟へと出かけて行った。

鬱蒼たる森には彼を満足さす珍しい鳥獣が数多いて、王春は逃げ迷う小鹿を倒してしまう。 続いて救いを求める母鹿も父鹿も王春の矢に殺される。

王春は父鹿に呪いをかけられた。
それは血ぬられた王春の手で、自らの父母を殺すぞと―――


写真が掲載されているのは、上記の方のみです。
公演日
公演会場
宝塚大劇場
原作
アンデルセン・平井生一郎
監督
高木史朗・平井生一郎