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恋河童/椿姫 (解説と配役) 花組 大劇場公演プログラム<中古品>

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商品番号 PRG-11114B
販売価格 ¥ 2,480 税込

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商品説明

種別
公演プログラム
花組
発売日
1959-03-01
出演者
春日野八千代・淀かほる・打吹美砂・天津乙女・南悠子・松乃みどり・松島三那子・夏亜矢子・黒木ひかる・時凡子・恵さかえ・麻鳥千穂・星空ひかる・大路三千緒・白雪式娘・南城照美・玉野ひか留・緑八千代・鵲わたる・花空季衣・美山しぐれ・加茂さくら
商品内容
【恋河童】

天津乙女紫綬褒章受賞記念作品。


うらうらと春霞立ち、陽炎もえる、平安の春。
のどかな京の都大路を、奇妙な姿をした河童の太郎が一匹、驚き呆れる人々の前を悠然と、人間の花婿を探し求めて歩いている。

これは落ちぶれ果てた御殿に、貧しいが故に婚期の遅れそうになった美しい夕月姫がいた。 太郎はその御殿の沼に住んでいた河童なのであるが、日頃の恩返しとばかりに、一肌ぬいで、このような花婿探しを始めたのだった。

そうこうするうちに、太郎は、輝くばかりに美しいが少しばかり臆病なのが玉にキズという公達花麻呂を知り、夕月姫の邸へともなう。

さて、夕月姫と花麻呂の倖せそうな姿を見て、何か心穏やかではない河童の太郎は夕月姫に恋しているのだと悟るのだった。

しかし、いくら悩んでも苦しんでも、人間と河童。
所詮結ばれることはないと諦めようとするが、仲間の河童たちから応援され、太郎は人間の姿に化けた。

それも、壬生大納言の姿に化け、そして花麻呂から夕月姫を奪おうと、すまし顔で邸へ乗り込んでいく。

さぁ、果たしてどうなることか。
夕月姫は、花麻呂は、そして河童の太郎は―――。


【椿姫】

アルマン・デュヴァールは、ヴァリエテ座の桟敷で、当時パリ中に嬌名を謳われていた美しいマルグリット・ゴーチェにあい、それ以来ひそかに慕い続けている。

マルグリットはパリきっての富豪ド・モリヤック侯爵の世話を受け、月の半ばを白椿、後の半月は紅い椿の花をつけて、椿姫とうたわれながら、豪奢で放埓な生活を送っているが、かなりひどく胸を患っている。

その夜も、紳士と女たちとの乱痴気騒ぎの最中に激しく咳き込み、別室に退くと、あとを追ってきたアルマンが永らく秘めていた愛の告白をする。

アルマンの真実の愛を受け入れたマルグリットは、生まれて初めて本当の倖せを知り、生活も次第に純化されていき、娼婦の面影も消え去っていった。

やがて二人は、マルグリットの病を養いかたがた、近郊にあるブウジヴァルに家を借り、持ち物を次々に売りながら、貧しくとも、心豊かに、お互いを愛し、生きる喜びの日々を送っていたが、そんな幸福な日々も永くは続かなかった。

ある日、アルマンの留守中にマルグリットの許へアルマンの父親が訪ねてきた。 父親はアルマンの妹の婚約が破談になりかけていることと、アルマンの将来の為にも、本当にアルマンを愛しているのなら、別れるようにとマルグリットに頼んだ。

マルグリットは父親の子を想う心情に心打たれ、哀しくも愛の絆を断つためにアルマンと別れる決心をし、手紙を残し、ひとりパリへと戻って行った。

一方、アルマンは、心の傷手に悩みながらも、これまたマルグリットの後を追ってパリに帰った。

今はド・ジレ伯爵の思い者となり、昔に変わらぬ豪奢な装いに身をつつむマルグリットを見たアルマンは、金ゆえに自分を裏切ったものと思い込み、復讐を決意する。

アルマンは、変わらぬ愛を持ち続けるマルグリットの許しを乞う言葉も聞き入れず、人々の前で彼女を罵倒する。

たまりかねた、マルグリットはついにパリを離れイギリスへ旅立ち、自暴自棄な生活の果てに再度、病床に倒れ、今は誰も訪れることのない淋しい生活の中で、短くも楽しかったアルマンとの恋を偲びながら死期を待っていた。

そこへ旅先でマルグリットの本心を知ったアルマンは急いで彼女の許へ帰ってくるが、マルグリットは安らかにその人生を終えたのだった。

己のおろかさと、マルグリットへのつきぬ愛情に号泣するアルマン――折から窓辺には雪がさらさらと降り積もってゆく。


写真が掲載されているのは、春日野八千代・淀かほる・打吹美砂・天津乙女・南悠子・松乃みどり・松島三那子・夏亜矢子・黒木ひかる・時凡子・恵さかえ・麻鳥千穂・星空ひかる・大路三千緒・白雪式娘・南城照美のみです。
公演日
公演会場
宝塚大劇場
原作
北条秀司・高木史朗
監督
北条秀司・高木史朗