雪之丞変化　雪組　大劇場新人公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

雪組

発売日

1994-11-29

出演者

和央ようか・星奈優里・高倉京・安蘭けい・貴代光紀・涼里有花・宝樹彩・真汐いづる・寿つかさ・美穂圭子・風早優・楓沙樹・赤坂実樹・汐美真帆・貴城けい・眉月凰・翠花果・貴咲美里・夢輝のあ

商品内容

昭和初期の流行作家・三上於菟吉の原作を舞台化。
爛熟期の江戸を舞台に、花形役者雪之丞の仇討ちを軸として展開する愛憎のロマン。


江戸、猿若町の市村座には、中村菊之丞一座の花形役者、稀代の女形中村雪之丞を一目見ようと大勢の客が詰め掛けていた。

雪之丞は幼名を雪太郎と言い、父親の松浦屋清左衛門は、長崎で代々聞こえた海産物問屋であった。

しかし、密貿易の発覚を恐れた、長崎奉行士部三斎らによって、清左衛門は密貿易の罪を被せられてしまった。

家は取り潰しとなり、母親は自害、清左衛門は狂死してしまい、雪太郎は孤児となってしまった。

孤児になった雪太郎は旅回りの一座の座頭中村菊之丞に引き取られ修行に励み、稀代の女形と言われるまでに成長した。

師匠である菊之丞は父母の無念を晴らさなくてはならぬと、雪之丞を教育し、文武道にも研磨させていた。


そして、ついに仇討の機会が訪れた。

今は江戸城の重臣となった土部、そして豪商として繁栄している広海屋・長崎屋が、雪之丞の評判を聞き市村座の桟敷に見物に来たのである。

その上、大奥に将軍の寵姫として上がっている土部の愛娘・浪路が雪之丞に魅了され、雪之丞は彼らの宴席に招かれる。

仇討の一同を前にした宴席で雪之丞は、この将軍の側室を利用することによって土部を苦しめ復讐を果たすことができると考えた。

お初や闇太郎の力を借り、雪之丞の学問の師である孤軒の策により、江戸に米騒動が持ち上がり、長崎屋は打ち壊しの目に遭い、広海屋と長崎屋は諍いの末、相対死する。

復讐だけに生きることに虚しさを抱いた雪之丞は、いつしか浪路の一途な思いを愛しく感じ始める。

一方、浪路は雪之丞恋しさに、ついに将軍と父親を裏切り大奥を出て、姿を消してしまった。

土部は用心棒の門倉平馬に浪路の探索を命じた。
大坂で雪之丞と同じ道場に学んだ門倉は、雪之丞の正体に気付いてしまった……。


写真が掲載されているのは、和央ようかのみです。

公演日

1994-11-29

公演会場

宝塚大劇場

原作

三上於菟吉

監督

木村信司