ビギン・ザ・ビギン　帝国劇場公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

その他

発売日

2002-11-01

出演者

森光子・風間杜夫・土居裕子・高嶺ふぶき・熊谷真実・山本學・井上順・金内喜久夫・田根楽子・山路和弘・石井愃一・角真進・武岡淳一・木村靖司・芝村洋子・今井あずさ・麻生かほ里・春川さやか・仲田幸代・広崎うらん・ももざわゆうこ・関根えりか・初音ひかり・北原瞳・麻希光・玉置千砂子・浅野雅博・坂部宏行・森一朗・奥山桃子・宮本えりか・横山博子・松本菜穂・佐藤隆・小暮清貴・青柳勝大郎・吉川哲・蝦名孝一・原田稔・三木麻衣子・上野まり子・朝田純子・鈴木喬子・池田昌子・石原身知子・熊井かず子・河村亜希・中村修司・秋葉陽司・岡本敏明・真山章志・澤眞央・渡部宏輝

商品内容

戦争直後の昭和20年12月。
東京有楽町の日本劇場――通称「日劇」。

戦争で中止されていたレビュー公演は早くも再開されていた。
演出家の佐伯新太郎も司会の楠田輝彦も明日から始まるショウのリハーサルに余念がない。

だが、歌姫・霧立登美子やダンサーの踊り子たちは、いま噂の「日劇の幽霊」に脅え、リハーサルどころではなかった。

新太郎と輝彦は、踊り子たちのために、衣裳部屋に泊まりこんで寝ずの番をすることにした。 その夜、衣裳部屋に一人の少女・・・柳川かすみが現れる。

空襲のショックで記憶を失い、行くあてもなくさまよって日劇に迷い込んだものらしい。 前途を悲観するかすみを新太郎と輝彦は励ました。

そこへ支配人の村岡誠がやって来る。
村岡の話では、軍の工場となっていた日劇で一人の女工が空襲のために亡くなっているという。

その女工の名はなんと、柳川かすみ。
かすみこそ、噂の「日劇の幽霊」だったのだ。
かすみ自身も自分が幽霊であることを知り、驚いていた。

やがて、かすみは「日劇の守り神」として皆から愛されるようになっていく。

月日は流れ、いつの間にか昭和55年。
翌年には解体されることが決まっている日劇。
その稽古場に日劇を愛した仲間たちが集まった。

かすみがこのまま日劇と一緒に消えてしまうことが耐えられなかったのだ。 そして、輝彦の司会で、かすみの記憶を取り戻すショウが始まった。

それは、かすみが生まれて初めて観たレビューの再現だった。
かすみの記憶は、初めて新太郎と会った昭和十四年へと戻り始める。

そして日劇の前で新太郎を待ちながら聴いた「ビギン・ザ・ビギン」の旋律が優しくも切なく、かすみを包み込んでゆく……。


・キャストの紹介
・物語
・場割り
・森光子の芸と人
・2000年公演（初演舞台より）舞台写真
・稽古場風景
・日劇の誇りは永遠に不滅です。
・日劇の歴史を年表で
・山本紫朗先生のこと

公演日

公演会場

帝国劇場

原作

マキノノゾミ

監督

栗山民也