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小さな花がひらいた/シシリーの夕陽 (脚本入り) 花組 大劇場公演プログラム(甲にしき)<中古品>

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商品番号 PRG-11044B
販売価格 ¥ 9,980 税込

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商品説明

種別
公演プログラム
花組
発売日
1971-10-30
出演者
甲にしき・薫邦子・瀬戸内美八・竹生沙由里・水はやみ・上原まり・舞小雪・亜矢ゆたか・近衛杏・麻月鞠緒・美吉野一也・八汐みちる・水穂葉子・有花みゆ紀・淡路通子・睦千賀・美国亜耶・歌川波瑠美・銀あけみ・明日香みやこ・三井魔平・室町あかね・美山恵津・諏訪みどり・藤園さとみ・笹波里花・紀一世・美葉かずき・鈴鹿照子・藍えりな・立ともみ・新城まゆみ・宝純子・貴条ともか・鳳城ひろき
商品内容
【小さな花がひらいた】

山本周五郎作「ちいさこべ」を柴田侑宏が脚色・演出した作品で。温かい心の交流が描かれている。

度重なる災禍に屈せず、雄々しく生きていく主人公・茂次と、健気に働く娘や子供たちとの温かい心の交流を描いたミュージカル。


江戸末期文政年間、神田や日本橋を中心に江戸の町を広く襲った大火からひと月が経った頃。

焼野原と化した神田岩井町界隈をじっと見つめる一人の男がいた―――大留の若棟梁・茂次である。

茂次は、店や両親が炎に飲み込まれたとの知らせにも動じることなく、全ての仕事をやり遂げ、今ようやく神田へと戻ってきた。

心にただ一つ、どんなに険しい道のりであったとしても、必ず「大留」を立て直してみせるという決意を抱いて……。

「大留」の仮小屋に戻るや否や、茂次は早速仕事の采配をふるい始める。 周囲の人々は、気丈に振舞うその姿に心を打たれるが、それと同時に一向に両親を弔おうとしない茂次を訝しく思い、一刻も早く葬式を出すように忠告する。

大火で痛手を負ったこの「大留」では、同じ火事で母親を亡くしたおりつという娘が住み込みで下働きをしていた。

幼馴染である茂次とおりつが昔話に花を咲かせていると、突然あつという名の子供が姿を見せる。

不審に思い、問い詰める茂次に、おりつは火事で身寄りをなくした子供達の面倒をこの「大留」で見ていることを打ち明けるのだった。

しかし、茂次はこの状況下でとても子供の面倒を見ることはできないとおりつを一喝し、子供たちを然る場所に預けるように言い渡した。

翌日、町役である「福田屋」のお久が役人らを伴い現れ、子供たちの処遇を決まりを蔑にして、「大留」に子供たちを置いていることを攻め立てた。

近所の人々も集まり、大留の子供たちが悪さをして困ると口々に言い始めた。

おりつは子供たちが悪さをするのは町の子どもたちがからかうからだと反論するが、どちらも引き下がらず、事態の収拾がつかなくなっていた。

そんな時、茂次が姿を現し、子供たちを養う条件を満たすように務めるので見逃してもらえないかと助け船を出すのだった。

また、「福田屋」の娘・おゆうが現れ、自分も子供たちの世話の手伝いを申し出た。 これには誰も逆らうことができず、茂次はおゆうに礼を述べたが、おりつはどこか不服そうだった。

茂次はおりつのきもちを見抜いていながらもおりつに優しい言葉をかけることはなく、素直になれない二人の心が寄り添うことはなかった。

やがて子供たちも茂次を慕うようになり、ある日、茂次は皆を連れて紅葉狩りにでかけた。 大人も子供も一緒になって楽しんでいたところへ、番頭の助二朗や大工の大六達が息せき切って茂次の許へ駆けてくる――。


【シシリーの夕陽】

13世紀末に実際に起こった、シシリー人のフランス占領軍に対する反乱事件を基にした物語。


13世紀、地中海にある美しい島シシリー島はフランスによって征服され、島民はその圧政下に苦しんでいた。

勇敢な島の若者アリーゴたちは、シシリー王国最後の後継者であるエレナ公妃を擁して独立の機会を狙っていた。

ある日、王宮前の広場でフランス兵にからかわれているエレナを救ったアリーゴはフランス総督ド・モンフォールに呼び出され、総督は20数年前にこの島を訪れた時現地の貴婦人と恋に落ち、アリーゴが自分の息子ではないかと言うのだった。

それを聞いたアリーゴは一瞬驚いたが、即座に総督の言葉を否定し、フランスへの恨みを投げつけその場を立ち去った。

そして、ある日、ついにアリーゴ達は農民の結婚式の日の騒ぎに乗じて、総督邸を襲う事を決め、見事に成功し、総督は危機一髪まで追い詰められたが、その時、アリーゴは思わず身を持って総督をかばっていた。

この反乱でエレナを始め反乱軍はすべて捕えられ、アリーゴは島民から裏切り者の汚名をきせられた。

エレナたち反乱軍の処刑はアリーゴの嘆願によって取りやめとなり、エレナがアリーゴと結婚するということを条件に反乱者たちは釈放された。

そして、エレナとアリーゴの結婚式の日。
怒り狂った島民たちは決起し、総督邸を急襲した……。
公演日
公演会場
宝塚大劇場
原作
山本周五郎・菅沼潤
監督
柴田侑宏・菅沼潤