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春風の接吻/松風/河童まつり 花組 東京公演プログラム<中古品>

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商品番号 PRG-12172B
販売価格 ¥ 3,780 税込
[ 76 ポイント進呈 ]

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商品説明

種別
公演プログラム
花組
発売日
1951-08-01
出演者
南風洋子・有馬稲子・大路三千緒・日下輝子・鳴海潮・藤波洸子・桜野美也子・真咲みのる・朝路さなへ・久世美子・浦路千鶴・若桜薫・雲路たづぬ・大津ひろみ・古雅典美・鼓ヶ浦満子・山路小百合・九重千鶴・芦刈京子・淀かほる・春日井明美・三笠比呂子・ 碧空瞳・八千草薫・姿美也子・槇克巳・千波龍子・伊吹由起子・春名初美・春ひとみ・古城月子・葵由起子・城美鳥・秋野たま子・万代千幸・朝日奈世志子・筑波峯子・名和のり子・栄みゆき・松風涼子・千曲八重子・ 大和七海路・若潮しぶき・衣笠みどり・曙まゆみ
専科:天津乙女・打吹美砂・浦島歌女・黒木ひかる・美吉佐久子・玉野ひかり
商品内容
【春風の接吻】

アメリカ北部の山上にある湖畔のホテルでは、村の若者ヘンリーが村娘たちと遊んでいる。

ヘンリーの母親ヘレンは、此のホテルの持ち主であった亡きオスターソンの昔の恋人で、村の祭りの前日である今日、オスターソンの一人娘マーガレットがニューヨークから到着し次第初めて遺言状、弁護士のスチュワートを買収しこっそりと見せてもらった。

遺言状には全財産を娘のマーガレットに全て譲が、祭りの前日までに土地の者と結婚しない時は、オスターソンの故郷スエーデンのものになると書かれていた。

ヘレンはヘンリーとマーガレットを結婚させようと思い、ヘンリーにマーガレットとの結婚を勧めると、彼は憤慨し、見たこともない娘と財産の為に結婚なんてできないと言う。

そうこうしているうちに、マーガレットが恋人のミッチェルと帰ってきた。

スチュワートから遺言状を見せられたマーガレットは、祭りの前日までに村の男と結婚しない場合は譲られないという条件を見て驚き、ミッチェルも又、マーガレットが自分と結婚する場合は無一文になることを知って驚く。

ヘレンはマーガレットにも自分の息子ヘンリーとの結婚を勧めるが、マーガレットもまたヘンリー同様財産の為に見ず知らずの男と結婚する位なら一文もいらないと怒って行ってしまった。

村長や村会議員のエドワード、アーノルドたちは緊急会議を開き、財産をアメリカにとどめるために、此の村にいる独身の男という男を集めてマーガレットに愛されるように努力させた。

そして、女という女をを集めてミッチェルの心を捕まえることに努力させることにした。

やがて夜が来て村人たちのフォークダンスが始まり、ヘンリーはマーガレットと知らずに、マーガレットもヘンリーと知らずに二人は互いに好意を持ち、気が付いた時には誰もいないところで二人は踊り続けていた。

この様子を遠くから見ていた村長や村会議員、ヘレン達は喜んでいたが、二人は互いの名前を知るや怒って立ち去ってしまった。

果たして、ヘンリーとマーガレットの恋の行方は……。


【松風】

中納言行平は罪を得て、勅勘の身の上となり、寂しい流謫の日を送っていたが、何時しか美しい海女の姉妹、松風村雨の両人から恋されるようになった。

そのうち、行平に赦免が下り、彼は晴れて都へ還ることになったが、さて別れるとなれば、配所の寂しい日々の明け暮れを慰めてくれた松風村雨の姉妹に名残惜しまれるのであった。

行平は黙って別れようと決心し、姉妹への遺品に狩衣、烏帽子と短冊を松の木にかけて行きかけると、妹の村雨はいち早く行平の上京を知り、自分を捨てていくのかと問う村雨を振り切ることもできず、共に京へ上るのだった。

独り寂しく後に残された松風は、海女たちから二人の舟出を聞き、肉親の妹に裏切られ、恋人に捨てられた悲しさと口惜しさに、行平が残した遺品の狩衣と烏帽子を強く抱き、短冊の歌を歌いながら狂ったように踊るのだった。


【河童まつり】

河童が住むと云はれている沼のある一つの村で、若者の三郎と村娘のお千代は恋に落ちていた。 三太という若者も又、お千代を愛していて、折あるごとに胸の内を打ち明けるのだが、お千代は三郎に夢中だから一向にとりあってくれない。

お千代の父親権次は、お千代に求婚している身分の高い庄屋の息子左門と隣村の右門のどちらかに嫁にやるつもりだったので、三郎との恋には反対していた。

お洸は三太を心から愛していたが、三太がお千代を愛していることを知っており、心優しいお洸は自分の恋を諦め、三太の幸福を願っていた。

三太は、紫陽花の咲く沼のほとりで、お千代と三郎が仲睦まじく語り合っているのを見て、自分の恋が破れたことを知り、嘆き悲しみ、沼へ身を投げた。

三太がふと気が付くと、二人の異様な姿の子供が自分を介抱してくれていた。 二人は河童の兄弟で、失恋で自殺するなんてつまらないと言い、三太を河童の住む国へと連れて行くのだった……。
公演日
公演会場
帝國劇場
原作
高木史郎・内海重典・高木史郎
監督
高木史郎・内海重典・高木史郎