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雪華抄 / 金色の砂漠 花組 東京公演プログラム<中古品>

  • 中古品
  • 花組
商品番号 PRG-12196B
販売価格 ¥ 1,980 税込
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    「金色の砂漠」は、宝塚としてはかなりハードな内容で、またもやみりおさんが、こじらせ青年役。ヒロインの踏み台になったりもするし、愛憎や復讐で暗い話だと最初は思いましたが、かなりの力作には間違いはありません。いぶし銀にお気に入りになる作品。オープニングの砂漠のシーン後、登場人物が次々と勢いのある音楽と共に登場したり、布やせりを多用するなど、演出がとても宝塚らしい。みりおさん本人が、ギイという役にすごく思い入れがあったようで、メモリアルブックの表紙にもなった位。このプログラムを読むと、演出の上田久美子先生は、明日海りおに「情念」の芝居を求めたという言葉の通り、花乃まりあさんと2人でこの作品に魂の演技・全エネルギーを注ぎ込んでいたと思いました。 プログラムを買って良かったと思った理由が他にも一つ。オープニングの配役に演出家の意図が込められていた気がして。砂漠に横たわる男女の骸の役を、王役の鳳月杏さんと王妃役の仙名彩世さんが演じていた事です。これはプログラムの配役を見ないと分かりません。倒れていてすぐ運ばれて行くので、もちろん台詞も無いし顔も見えない役なのだから、別に下級生がやっても良いような役のところを、この2人が演じていることの意味。力で勝ち取った愛の末路、ギイがしたことは歴史の反復でしかなかった、金色の砂漠は、罪を犯した男女が許される涅槃のような場所。悲劇的なラストを暗示するものだったのだろうなあ、と推察しました。フィナーレ付きなので、白い衣装で2人は仲良く召されたようで救われましたね。プログラムで配役が分かると演出意図まで透けて見えて新たな発見があり面白いです。

商品説明

種別
公演プログラム
花組
発売日
2017-01-02
出演者
明日海りお・花乃まりあ・芹香斗亜・高翔みず希・花野じゅりあ・夕霧らい・芽吹幸奈・梅咲衣舞・瀬戸かずや・冴月瑠那・白姫あかり・鞠花ゆめ・天真みちる・鳳月杏・菜那くらら・桜咲彩花・航琉ひびき・美花梨乃・舞月なぎさ・仙名彩世・和海しょう・華雅りりか・羽立光来・新菜かほ・冴華りおな・紗愛せいら・水美舞斗・柚香光・真鳳つぐみ・乙羽映見・優波慧・朝月希和・更紗那知・千幸あき・桜舞しおん・矢吹世奈・城妃美伶・春妃うらら・紅羽真希・雛リリカ・綺城ひか理・碧宮るか・飛龍つかさ・亜蓮冬馬・茉玲さや那・音くり寿・華優希
専科:松本悠里・英真なおき
商品内容
【雪華抄】

花鳥風月──日本ならではの風雅な趣をテーマに、華麗に格調高く繰り広げる舞踊絵巻。

華やかな初春の風情に始まり、夏のきらめく波濤、秋の月、そして雪の華が舞う白銀の世界から桜花夢幻の春の讃歌へと、絢爛豪華な場面が次々に展開される。

現代的なエッセンスを加え、宝塚風にアレンジした日本古来の伝説なども織り交ぜながら、四季の美しさと艶やかさを華やかに謳い上げた日本物レビューの意欲作。

国際的に活躍するファッションデザイナー丸山敬太氏が、衣装デザイン・監修を手掛けている。


【金色の砂漠】

架空の古代世界を舞台に描き出される、愛と憎しみの壮絶なアラベスク。


昔々、いつかの時代のどこかの国。
砂漠の真ん中にあるその王国の王女は、“ギィ”という名の奴隷を持っていた──。

自分がどこから来たのかも知らず、王女タルハーミネの奴隷として育てられた少年、ギィ。 常に王女に付き従って世話をする彼は、長じるにつれ、美しく傲慢な王女に心惹かれるようになる。

ギィを憎からず思うタルハーミネではあったが、王女の立場と何より彼女自身の矜りが、奴隷を愛することを許さない。

タルハーミネはわざと高圧的な態度でギィを虐げる。 奴隷でありながら矜り高いギィは、そんな王女を恋の前に屈服させたいと激しい思いを募らせる。

ギィの怒りにも似た愛は、やがて報復の嵐となってタルハーミネと王国を呑み込んでゆく──。


松本悠里は『雪華抄』のみ出演。
英真なおきは『金色の砂漠』のみ出演。


花乃まりあのサヨナラ公演。
公演日
公演会場
東京宝塚劇場
原作
原田諒・上田久美子
監督
原田諒・上田久美子