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みにくい家鴨の子/キスメット (脚本集) 花組 東京公演プログラム<中古品>

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商品番号 PRG-12116B
販売価格 ¥ 2,980 税込

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商品説明

種別
公演プログラム
花組
発売日
1955-09-28
出演者
打吹美砂・淀かほる・恵ゆたか・千波龍子・八代洋子・大和七海路・星空ひかる・真帆しふき・冨士野高嶺・玉野ひか留・大路三千緒・美山しぐれ・碧空瞳・清川はやみ・淀かほる・真咲美岐・春日野八千代・神代錦・雲路たづぬ・栄みゆき・芦刈京子・大路三千緒・鳳八千代・若桜薫・南悠子・梓真弓・三笠比呂子・山路小百合・姿美也子・衣笠みどり・槙克美・浦路千鶴・大町桂子・晴野歌子・鳥居香月子・麻鳥千穂・春波静
商品内容
【みにくい家鴨の子】

アンデルセン童話で有名なみにくい家鴨の子。


家鴨のお母さんが5つの卵を生みました。
四つの玉子はまもなく雛にかえりましたが、一つの玉子だけはなかなかかえりません。

母親はせっせと温めて漸くかえりましたが、生まれてきたのは、みにくい、薄汚い子でした。

祖母や村の七面鳥の親方は、そんな子供は鳥仲間の恥だ、捨てるか、サーカスにでも売ってしまえと可哀想なことをいいますが、母親だけは末っ子をかばいます。

そんな訳で末っ子は、兄たちからも相手にされず、他の鳥たちからも苛められ、いつも一人ぼっちで山の向こうの金のお城の夢ばかり見ていました、

とうとう末っ子は、自分がいては母親に心配をかけるだけだと家鴨の家を出てしまいます。

雪が降る中、家を出た末っ子は、飢えと寒さに倒れてしまい、其処へ通りかかかった美しい鶴の娘に助けられますが、驚いたことに、鶴の娘が末っ子を抱き起すと、驚いたことにその汚い羽根が抜けて……、家鴨の子は実は美しい白鳥の子供だったのでした。

元気を取り戻した末っ子は自分の村の雁に逢い、母親がとっても心配していることと、鳥のカンチス共が村の平和を脅かしていることをしり、急いで村へ帰り、カンチスたちを滅ぼしてしまいました。

末っ子を苛めた七面鳥の不良少年や祖母たちも、すまなかったと涙を流し、末っ子に謝りました。

その時、金の舟に乗った白鳥の王様が現れます。
王様は、末っ子が玉子の時、家鴨の母親に育ててもらうためにそっと預けたのでした。

末っ子は父の王様に連れられて、優しい家鴨のお母さんや村の鳥たちに見送られながら、いつも夢に見ていた山の向こうの金のお城へと帰って行きました。


【キスメット】

これはアラビアの、或る乞食の一日を描いた物語である―――。

熱砂の都バグダット、大寺院の前で、物乞いをしている乞食がいた。
名をハジと言い、先祖代々の乞食稼業であるが、同じ仲間の同じ仲間のヤワンに息子を殺され妻を連れ去られた彼は、今はただ、一人娘マルーシナにのみ、深い愛情をそそいでいた。

その日、隊商宿の案内人ナジールから、いま寺院に来ている老人は、先王の世を騒がせた大盗黒鷲で行方知らずの息子を探していると聞き、密告して捕えれば賞金がもらえると持ち掛けられる。

やがて出てきた黒鷲に会って、ハジは驚く。
黒鷲こそ、妻を連れ去った仇敵ヤワンであった。
だが、ヤワンは相も変わらず乞食のハジを嘲笑し、財布を投げ与えて去って行った。

怒りにうち震えるハジは、ヤワンへの復讐を固く誓うが、思わぬ大金を手にした為、三人の商人をだまし、多くの品物を持ち逃げしてしまい、商人たちの訴えにより捕えられてしまう。

一方、バグダットの新王ハルンは、ハジの娘マルシナーに想いを寄せ、その日も植木職人に化けて彼女の家に忍び込み、今宵、迎えに来ると約束して去って行った。

ハジは警視総監マンスールの許へ引きたてられるが、マンスールは先王の御代に使い込んだ公金の明細を新王ハルンから開陳すべく迫られていることから、王暗殺の刺客にハジを選んだ。

ハジは最初は断るものの、マンスールに大臣の位を与え、娘を自分の第一夫人に取り立てるというマンスールの甘言にのせられて、遂に王暗殺の企てに乗ってしまった。

しかし、暗殺は失敗に終わり、ハジは牢につながれてしまった。
そして、そこには仇敵ヤワンもつながれていた……。
公演日
公演会場
東京宝塚劇場
原作
アンデルセン・白井鐵造
監督
高木史朗・白井鐵造