ときめきの花の伝説　大劇場新人公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

月組

発売日

1985-11-29

出演者

涼風真世・朝凪鈴・並樹かおり・久世星佳・大和なつ希・賀美さつき・果林いずみ・梨花ますみ・波音みちる

商品内容

スタンダールの短篇「ヴァニナ・ヴァニニ」を元に描く、19世紀半ばのイタリアを舞台に祖国愛に燃える若き党員と貴族の令嬢との激しい恋を描いた作品。


1840年頃のイタリアは数個の小国に分かれていた。
強大な勢力を誇るオーストリー帝国は度々イタリアを侵攻し、支配力を伸ばしていた。

しかし、イタリアの貴族たちは彼らに反抗しない限り、身分や財産を保障され平和に暮らすことができた。

革命派は義勇軍を組織してイタリア統一に向かって戦っていた。

その若きリーダー・ジャン・マリオは脱獄を図った折、大怪我をしてしまい、メルリーニ侯爵夫人に助けられ、隠れ家としてバローネ家の小部屋をあてがわれていた。

彼はそこで、バローネ家の一人娘のアンジェラと出会い、二人は激しい恋に落ちる。

一月程たち、ジャン・マリオの傷もかなり回復したころ、仲間のアレッサンドロ、ステファーノが訪ねてきた為、マリオはアンジェラに別れを告げ、仲間たちの待つロマーニャの森へ帰って行った。

しかし、アンジェラはマリオの後を追って、森の近くの湖畔にある別荘へ、従姉妹のエレオノーラを伴ってやってきていた。

エレオノーラもまたジャン・マリオに思いを寄せていたのだった。

ある日、レジスタンのメンバーがローマの市中で集会を持とうとしていたとき、官僚の手がのび、逮捕されてしまった。 あやうく難を逃れたジャン・マリオはなぜ情報が漏れたのか、なぜ自分は助かったのかと訝かった。

誰か密告するものがいたのか……。
そんな時、アンジェラの筆跡と思われるメモをエレオノーラから手渡される……。


※写真は掲載されておりません。

公演日

1985-11-29

公演会場

宝塚大劇場

原作

スタンダール

監督

柴田侑宏