黒いチューリップ　雪組　バウホール公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

雪組

発売日

1985-08-24

出演者

一路万輝・小乙女幸・千城恵・鳩笛真希・真笛ひびき・立原かえ・明都ゆたか・千種まみ・名月かなで・安輝ひさと・早原みゆ紀・慶一花・千紘あい・美浜寿里・一希真帆・千琴くるみ・美樹さやか・筑紫野あや・醐代かつら・姫まりか・黛れいな・夏生かおり・栗原麗子・星沙紀帆・和光一・風見玲央・灯奈美・高梨順・高城叶

商品内容

17世紀末のオランダを舞台に新種“黒いチューリップ”の栽培に命を賭けた若者と守番の娘との恋が美しく描かれている。

当時のフランスの支配に反抗する独立運動やチューリップの一大ブーム等の社会情勢が巧みに織りこまれ、物語に厚みを加えている。


1669年、チューリップで有名なオランダ。
チューリップ愛好家達は十万フロリンの賞金目指して、黒いチューリップ作りにやっきになっていた。

コルネリウス・ファン・ド・ベルルもその一人で、父親の莫大な遺産を資金に、日夜、研究に勤しみ、ついに三つの根球を生み出すに至る。

ところが隣に住むイザーク・ボクステルは貧しいチューリップ愛好家で、いつもコルネリウスの研究室をのぞき見し、あわよくばと狙っていた。

当時のオランダはフランスの影響下にあり、人々はフランス側に立つ大統領ヤン・ド・ウィットを排斥し、ウイリアム・オランニエ公を擁立したいと思っていた。

ついに、ヤンとコルネイユは逮捕され、無残な死を遂げた。
その逮捕より半年前、コルネリウスは名付け親であるコルネイユから、ヤンの立場を明らかにする政治文書を内容を知らされずに保管を依頼されていた。

ところが何者かの密告により、不穏文書を保持している廉で逮捕状が発令される。 コルネリウスは大切な球根をポケットにしまい込むことがやっとのことで、有無を言わさず連行されてしまった。

その様子をひそかに喜んでみていたのがボクステル夫妻である。

連行されたコルネリウスの高潔な姿に、牢番の娘ローザは一目で恋心を抱く。
コルネリウスはローザの優しさに甘えて、三つの球根を託し、来年の春、黒いチューリップを咲かせてほしいと遺言する。

翌日、コルネリウスは処刑台に引かれていったが、オランニエ公の恩赦により、レーヴェンスタインに終身幽閉の身となる。

身柄を移されたコルネリウスに希望の光が…。
ローザも後を追ってきたのだ。

二人は協力し合ってチューリップを栽培するのだが……。

公演日

公演会場

宝塚バウホール

原作

アレクサンドル・デュマ

監督

大関弘政