いのちある限り　星組・雪組　バウホール公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

星組

発売日

1978-09-15

出演者

【星組：9月15日～10月1日】
鳳蘭・遥くらら・上條あきら・大湖かつら・月城千晴・星奈佐和子・山奈由佳・峰さを理・宇月千佳・藤京子・寿美夏子・克美仁・花園麻里・鯉のぼる・真もえる・綾こまき・沢奈もえ・若宮あいの・光城ひろみ・穂高真理・朱鷺のぼる・星月美砂・湖条れいか・朝香じゅん・幸直美
【雪組：10月6日～10月10日】
鳳城ひろき・四季乃花恵・茜真弓・高汐巴・千城恵・千船友歌・波切洋・牧奈えりか・久美まり・亜蘭美香・湖条千秋・大立鳩・青樹りょう・鳴上順・妙くるみ・奈樹まさみ・朝風めぐみ・一原けい・影ちさと・大城つばさ・千みどり・奈々央とも・花鳥いつき・折鶴蘭・飛鳥裕
専科：沖ゆき子・三鷹恵子・小柳日鶴・美吉左久子

商品内容

この『いのちある限り』は山本周五郎氏の原作「野分」「釣忍」から柴田侑宏脚本・演出により昭和46年6月に宝塚大劇場で星組公演として上演され、大好評を得た。

星組公演では鳳蘭・遥くららのコンビを中心に、雪組公演では鳳城ひろき、四季乃花恵の若手中心に上演。


江戸時代末期。
松嶋新次郎は旗本直参の次男坊、部屋住みの気楽さから、家族と離れて向島にあった下屋敷で自由気ままな生活を送っていた。

そんな時、新次郎は隣の花畑で働くお紋と知り合い、恋に落ちた。

新次郎はお紋やお紋の祖父藤七のささやかながら充実した生活に触れるうち、格式だけを重んずる武家の生活が嫌になり、武士を捨てお紋や藤七と一緒に働きながら生きて行こうと思った。

その矢先、嫡子采女の病気が悪化し、新次郎に跡目を継がせ、お八重を嫁にしようとしたが、新次郎は腹違いの弟竜之介に跡目を継がせ、竜之介の恋人お八重を自分の妻にする気にもなれず、ましてお紋と別れることなどできなかった。

新次郎はお紋と握り飯屋を始め、仲々の繁盛ぶりで、いつしか一年の歳月が流れていた。 そんな時、父帯刀が訪ねてきて、新次郎に家督を継ぐように、屋敷に戻ってくるように懇願した。

そして、松嶋家での跡目披露の宴の席で、新次郎はやはり自分は武家の生活があわないと感じ、ある暴言を吐いた。 その発言によって、帯刀は新次郎を勘当し、弟の竜之介が家督を継ぐことを明言した。

新次郎は松嶋家を出たが、門の外にはお紋が立っていた。
優しく寄り添う二人を、夜のとばりが暖かく包みはじめていた。

公演日

公演会場

宝塚バウホール

原作

山本周五郎

監督

柴田侑宏