恋と霧笛と銀時計/レインボー・シャワー　月組　東京公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

月組

発売日

1989-03-04

出演者

剣幸・こだま愛・涼風真世・桐さと実・朝凪鈴・朝みち子・汝鳥怜・京三紗・邦なつき・未沙のえる・若央りさ・久世星佳・天海祐希・紫とも・葵美哉・愛川麻貴・有峰里妃・真樹ゆたか・旭麻里・大和なつ希・梨花ますみ・並樹かおり・いつき吟夏・羽根知里・舞希彩・幸風イレネ・千田真弓・八汐祐季・大峯麻友・波音みちる・真織由季・朝吹南・麻乃佳世
専科：星原美沙緒

商品内容

【恋と霧笛と銀時計】

文明開化の横浜を舞台に｢黒船小僧｣と異名をとった旧幕臣の新聞記者が、米国政府より贈られた銀時計の行先を追って、反政府派の陰謀を暴いていくスリリングな冒険活劇。

昭和５８年にバウホ－ルで上演して好評だった｢恋と十手と千両箱｣の姉妹篇にあたる作品。


明治初年の頃の横浜。
水野銀次郎は、「横浜真事誌」という新聞の記者であり、発行人であった。

ある日、司法省の役人に頼まれ、横浜外人遺留地の医師アルバートの邸を訪ねると、維新前に上野で共に戦った秋庭道隆がいた。 彼は現在司法省の高官となっていた。

彼の話によると、先年、アメリカ新政府の親善と友好の印にアメリカ大統領グラント閣下から贈られた銀時計を何者かに盗られた為、銀次郎に捜してもらいたいというのである。

本来なら警察の仕事だが、どうもこの盗難事件は反政府派の陰謀が絡んでいるらしいのと、近く催されるアメリカ領事館主催のパーティーまでに取り戻さないと日本中が混乱に陥ってしまうというのである。

それというのも銀次郎はその昔幕臣でありながら、幕府の為に忍びもやっており、黒船からも大砲を手に入れたりしていたため、「黒船小僧」という異名をとった身の上だった。

銀次郎は一度は首を横に振ったが秋庭の熱心な説得に一肌脱ぐことにした。
それというのも、秋庭の妹である留伊に思いがけない再会をしたからである。 彼女は維新前、幼馴染であり、将来を約束した仲であった。

維新後、二人の道が別れた時、留伊は銀次郎と行動を共にしようとしたが、兄の秋庭に反対され兄と共に江戸に留まった。

五年ぶりに見る彼女は美しい女性に成人しており、二人の間に再び恋の炎が燃え上がったのである。

しかし、彼女は、現在アルバートの許で西洋医学を学んでおり、アルバートから結婚を申し込まれていた。

問題の銀時計は反政府派の高官木村と山川屋久兵衛が女スリかげろうと小春に盗ませたことがわかり、銀次郎と音吉は無事に盗み返すことに成功した。

しかし、このままでは反政府派の陰謀を暴くことができない為、銀次郎らは一計を案じ、無事に彼らの陰謀を暴露することに成功した。

事件が無事解決し、アルバートはアメリカに帰ることになった。 そして、留伊も彼について医学を学ぶためにイギリス波止場から船で出港することになった。

銀次郎は留伊を見送りに波止場までやってきたが、彼女は先に船に乗ってしまった後で逢うことができなかった。

さて……。


【レインボー・シャワー】

雨と傘をテ－マにし、エスニックな色やラテンの香りを加味したパワフルな魅力に溢れるショー。

公演日

公演会場

東京宝塚劇場

原作

大関弘政・酒井澄夫

監督

大関弘政・酒井澄夫