去りゆきし君がために　雪組　東京新人公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

雪組

発売日

1980-07-23

出演者

山城はるか・真乃ゆりあ・北斗ひかる・美風りざ・波切洋・青樹りょう・桐さと実・箙かおる・一原けい・大城つばさ・裕あゆむ・奈樹まさみ・花宮らら・久美まり・千みどり・妙くるみ・朝風めぐみ・影ちさと・彩辰美・瑞城聖・亜実じゅん・真笛ひびき・加茂千条・奈々央とも・飛鳥裕・折鶴蘭・立木夕雨・鳴上順

商品内容

19世紀半ばのスペインを舞台に孤児として教会で育てられた一人の若者が王政復古の騒乱に巻き込まれて短い命を散らす悲劇。


1869年、イタリアの支配下にあったスペインでは、王政復古をねらう愛国者たちが同志を募り、政府転覆の機会をねらっていた。

ここはスペイン中部の町トレド。
ジュリオ・モンテーロはトレドのレオノーラの経営する酒場で働いており、彼は孤児院で育てられたが、喧嘩に強く“トレドの黒薔薇”と呼ばれて怖れられていた。

ある日、レオノーラの親友エミリオ・カステロが息子のフェルナンドを連れて、トレドにやってきたが、秘密警察に連行されようとしていたところをジュリオに助けられた。

その夜、ジュリオは数人の秘密警察に襲われ、争っているうちに一人を刺してしまい、殺人犯として追われる身となってしまった。

ジュリオは幼いころから一緒に育ったソニヤに別れを告げて、闇の中に姿を消した。

町から去ったジュリオはジプシーの芸人一座に加わり、バスク地方を回っていたが、秘密警察のアントニオに見つかってしまう。

アントニオはジュリオに、エミリオ親子の行方を知らせれば殺人は見逃すと迫るが、彼は「卑劣な真似はできない」と断り、フェルナンドを追っ手から救った。

月日は流れ、レコンキスタ（国土回復運動）の同志たちは、エミリオを指導者として、全国各地の同志と呼応して、一斉に蜂起することになった。

ジュリオはフェルナンドの好意でマドリードにあるカステロル家に身を寄せていたが、彼が秘密警察を刺した時の短刀にカステロル家の紋章が刻み込まれていたことからジュリオがエミリオの息子であることがわかった。

しかし、貴族とジプシーの身分違いから、親子の愛が甦ることはなかった。

そして、今一つ、ジュリオにとって驚くべき事実が知らされると共に悲劇が起こった……。


写真は山城はるか・真乃ゆりあの舞台写真1枚のみ。

公演日

1980-07-23

公演会場

東京宝塚劇場

原作

植田紳爾

監督

植田紳爾・阿古健