回転木馬　星組　バウホール公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

星組

発売日

1984-09-01

出演者

山城はるか・湖条れいか・萬あきら・一樹千尋・貴久香・日向薫・吹雪仁美・あづみれいか・ありす未来・加茂川志ぶき・華丘玲巳・純奈めぐ・花愛望都・華山知位・大都あすか・燁明・愛甲充・歌敷綾花・萩奈緒美・榎りか・綾瀬るり・英真なおき・松原碧・桜里湖・希波千愛・紗幸れい・牧沙織・町風佳奈・園生しずく

商品内容

この作品はフェレンツ・モルナールの『リリオム』をミュージカル化したもので、1945年に初演され、公演回数は890回、宝塚大劇場では昭和44年6月に雪組で上演している。

友達の悪事に荷担して死んだ回転木馬の若者が、天国から１日だけ地上に降りることを許され愛する妻や子に会うという心温まる感動篇。


ニューイングランドの遊園地。
回転木馬の呼び込み・ビリーは女の子に人気があり、客として来ていたバスコム氏の紡績工場の女工・ジュリー・ジョーダンに心惹かれていく。

二人はやがて結婚するが、客であるジュリーに手を出したとしてビリーは回転木馬を解雇され、ジュリーもまた寮の門限を破り紡績工場を首になった。

だが、ビリーとジュリーの心は寄り合って、恋に落ちていく。
一月後、海辺の従姉のネティが経営しているお店でジュリーは働いていた。

ビリーは仕事を探してはいたが、なかなか見つからず、やけになっており、悪党の船員シガーから紡績工場の金庫やぶりの仲間に誘われる。

気乗りしなかったビリーだが、ジュリーに赤ちゃんができたことを聞いた時、父親の意識に目覚めてしまい、シガーの仲間になることを決心する。

波止場でバスコム氏が通りかかり、ビリーが時間を聞くふりをしてナイフで襲いかかるが、失敗し、シガーは逃げ去った。
追い詰められたビリーは誤って自分を刺してしまう。

騒ぎで人が集まる中、人を掻き分けてジュリーがやってきたが、ビリーはもう虫の息で、彼はジュリーの手を握って天に召されていった。
粗暴だったが愛していた夫を失い、悲嘆にくれるジュリー。

天界の星の番人がビリーの生前の事をいろいろと問いただし、番人はビリーに生前犯した罪の償いに、地上へ１日だけ戻って何か人の為になることをするように言い渡した。

ビリーが死んで15年の月日が経っていた。
天界から地上をのぞくと、ビリーは成長した娘ルイーズの姿を見つけた。
だが、ルイーズは友達から泥棒の子と罵られ、仲間外れにされおり、ビリーは心が痛んだ。

ビリーはルイーズの前に姿を現し、天界の星のかけらを渡して励まそうとするが、ルイーズがそれを拒んだため、彼女をぶってしまった。

でも、ルイーズは見知らぬ人にぶたれたのに全然痛くない事を不思議に思った。 そこへジュリーがやってきて、彼女はそっと星を拾った。
ジュリーはビリーの想いをわかってくれたのだった。

地元の学校の卒業式。
セルドン博士は生徒たちの門出を祝って演説をする。

ビリーはルイーズに博士の言葉を信じるように囁き、ルイーズはジュリーと顔を見合わせて微笑んでいる。

そんな二人の姿を見て安心したビリーは二人の幸せを祈りながら天国へと還っていった。

公演日

公演会場

宝塚バウホール

原作

オスカー・ハマースタインII

監督

三木章雄