オルフェウスの窓　星組　東京新人公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

星組

発売日

1983-04-20

出演者

日向薫・秋篠美帆・あづみれいか・高瀬美亜・大浦みずき・紫苑ゆう

商品内容

ロシア革命前夜の東欧を舞台に繰り広げるロマン物語で、ユリウスを愛しながら結ばれることなく、音楽の道一筋に生き抜いていくイザークの半生が美しく哀しく描かれた作品。


南ドイツの古い町レーゲンスブルクに男子生徒ばかりの音楽学校があった。
その学校には「オルフェウスの窓」と呼ばれる窓があり、この窓を通して会った最初の女性と宿命的な恋に落ちるという言い伝えがあった。

しかし、その恋はオルフェウスとその妻エウリディケの悲劇と同様、必ず悲恋に終わると言われていた。

この学校に転入してきたイザーク。
その日、彼がこのオルフェウスの窓を通して見たのは、同じく転入してきたユリウスであった。

ユリウスは実は女性なのだが、妾であった母親がその家を継がせるため、男の子として育てられていたのだった。

オルフェウスの伝説の通り、イザークはユリウスを深く愛するようになる。
が、しかし、ユリウスもまたオルフェウスの窓で出会った上級生のクラウスに激しい恋心を燃やすのであった。

イザークはユリウスがクラウスに心を奪われていることを知って悲嘆にくれるが、せめてユリウスの良き友人でありたいと心に誓うのだった。

そんなイザークに想いをよせる二人の女性がいた。
一人は血の繋がらない妹・フリデリーケと酒場で働くロベルタだった。

イザークを一人前のピアニストにするために働き詰たフリデリーケはついに病に倒れてしまう。 しかし、ついに、フリデリーケの念願が叶い、イザークにもチャンスがめぐってきたのだった。

それは音楽学校の演奏会でピアノを伴奏することになった。 しかも、この演奏会には世界的ピアニストであるベルンハルト・ショルッツ先生が指揮をするという。 イザークの才能はきっと彼の目に止まることとなるだろう。

そんな最中、クラウスは革命運動に身を投じるべく、祖国ロシアへと帰っていく。 クラウスの後を追うユリウス。
イザークに残された道は音楽家としての道しかなかった・・・


それから８年後、イザークは音楽の都ウィーンに来て、新進ピアニストとして華々しくデビューした。

そして、自分を一途に思い続けてくれたロベルタと結婚し、幸せな日々が訪れたかのように見えた。

そんなある日、イザークの前にユリウスが現れた。
彼女はクラウスの戦死を目撃したショックで全ての記憶を失ってしまっていた……。


※写真は掲載されておりません。

公演日

公演会場

東京宝塚劇場

原作

池田理代子

監督

植田紳爾・阿古健