恋人たちの肖像　星組　東京新人公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

星組

発売日

1991-08-13

出演者

稔幸・神田智・万理沙ひとみ・絵麻緒ゆう・神矢夕紀・彰万早紀・光樹すばる・雅景・千歳まなぶ・三枝みづき・希佳・真中ひかる・朋舞花・陵あきの・湖月わたる・麻央りつき・南紀ちひろ・舞路はるか・彩斗れな・久城彬・叶千穂・飛鳥井まり・実生友里・紫城輝・二条ゆずる・京極彩之・純あつき・帆月みを・榊純・鈴奈沙也・美草由布・彩夏ゆう・万波紫帆・大洋あゆ夢・美々杏里・しのぶ紫・朝峰ひかり・鷺草かおる・安城ありさ・萩尾仁美・にしき愛・丘和巳・大夏しづき・貴柳みどり・美苑えりか

商品内容

19世紀末の中欧の某大公国を舞台に、欧州を駆ける貿易商と自称する野心的な男と大公妃の哀しい恋を中心に、滅びに向かって進む悲劇的な王族の姿をドラマチックに描いた作品。


19世紀末、欧州中を吹き荒れた共和主義の嵐が、中央ヨーロッパのたくさんの国にも及び、王制の土台が揺らぎ始めていた。

ヴュルテンベルグ大公国は、中でも大きな勢力を誇っていたが、大公夫妻には嫡子がなく、全てにおいて絶対的な大公から逃れるかのように大公妃ゾフィは、年中旅に明け暮れていたので夫妻の不仲が噂されていた。

大公妃ゾフィは欧州の古い家柄ヴィッテルスバッハの出身で、数々の王や妃を輩出していたが、長年に亘る近親婚の結果、精神的に不安定になる傾向が顕著だった。

ゾフィの従兄弟で、隣国のオラニエン王国の皇太子クリストフも夢想的な傾向が強く、病気の父王の代わってほどなく王位に就かねばならない立場にありながらも、政務から逃れ芸術に傾倒していた。

そしてゾフィに憧れるあまり、彼女の妹カロリーネを婚約者として、代わりに側に置こうとした。

大公の甥のヴィクトール・ヴィルヘルム公爵も有力な皇太子候補でありながら共和制を夢見ており、国内の共和主義者と密かに手を組んでいた。

ある夜、ラリッシュ夫人のサロンでは、公国の有力な人々が集まっており、その中に一人、異質な雰囲気の男がいた。

フリードリッヒ（フリッツ）・タインブルク伯爵と名乗るその男は自称「欧州を駆ける貿易商」だが、その実、商売になるならなんでもやるという得体の知れない男だった。

フリッツは持ち前の強引さで、大公妃ゾフィーやヴィクトール、そして皇太子クリストフに近づいていく……。


写真が掲載されているのは、稔幸のみです。

公演日

1991-08-13

公演会場

東京宝塚劇場

原作

太田哲則

監督

太田哲則