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光明皇后/三つのワルツ 星組 東京公演プログラム<中古品>

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商品番号 PRG-42129B
販売価格 ¥ 2,980 税込

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商品説明

種別
公演プログラム
星組
発売日
1958-10-30
出演者
寿美花代・春日野八千代・毬るい子・加茂さくら・城一世・大路三千緒・桃山千歳・淀かほる・天城月江・神代錦・藤代彩子・水代玉藻・槙克巳・若山かず美・那智わたる・内重のぼる・美杉てい子・畷克美
商品内容
【光明皇后】

光明皇后生誕1200年記念公演。


日本文化において最も輝かしい時代、それは約1200年前の奈良期――仏教文化が絢爛と咲き乱れた天平時代である。

しかし、その裏には権力を握ろうとする人たちの、みにくい争いが続けられており、その大きな勢力の一つが藤原氏であった。

藤原不比等の娘で心優しく、聡明で美しい安宿媛はがやて聖武天王の妃に迎えられ光明皇后となったが、その皇后を利用しようとする藤原一門の野心にひどく心を痛められていた。

藤原一門が勢力を拡げようとするためにには長屋王がどうしても邪魔であり、ついに藤原一門は長屋王を倒してしまう。

このことを聞かされた光明皇后の悩みは更に深まり、その心の救いを仏教に求められた。

信仰に身を捧げられた皇后は貧しい人々、苦しみ悩む人たちに温かい救いの手を差し伸べられ、特にライ病救済のためにカラ風呂を設けられて自ら患者の治療に当たられた。

信仰の道こそ不幸な人を救う唯一の力であると信じる皇后は、天皇を説き、藤原氏に財を投じさせ、大仏建立の大事業に着手された。

かくして、大仏開眼――金色に光り輝く大仏の御姿の前に「光明皇后賛歌」の荘厳な大合唱が高潮する。


【三つのワルツ】

第一部:別離のワルツ

1868年、パリ――オペラ座の稽古場では最後の仕上げの稽古が行われているのに、プリマ・バレリーナのナのファンニ・グランプレの姿はなかった。

彼女は騎兵中尉のオクターヴ・ド・シャランセ侯爵との恋に夢中で仕事も手につかなかった。

しかし、二人の恋には大きな障害があり、由緒あるシャランセ家はこの身分違いの恋を認めず、仮にオクターヴがファンニと結婚するなら軍籍をはく奪するとのこと。

だが、オクターヴは恋の為ならそんなものには未練がないと言い放った。

しかし、ファンにはこの恋を諦めることを決心し、彼の誕生日にのお祝いに自分の肖像画を渡し、大興行師ビリユネル父子のすすめるロンドンの公演を承諾し、オクターヴの幸せを祈りつつ去ってゆくのだった……。


第二部:思い出のワルツ

1900年、パリ――アポロ座の舞台では名物の華やかなレビューが開催されている。 プリマドンナは、今をときめくイヴエット・グランプレである。

劇場を訪れたフィリップ・ド・シャランセ侯爵は、イヴエットを見て、自分の家にある父の代から伝わる肖像画とそっくりなのにいぶかるが、楽屋で面会し、自分たちの父母が昔、恋仲であったことを知り驚く。

そして、父母たちが歌った思い出のワルツを歌っている中に、その息子と娘同志にも急速に恋が芽生え、二人は結婚の約束をした。

イヴエットは舞台を捨てる決心をし、代役まで決まっていたが、フィリップが迎えに来る日、アポロ座に国賓の方々がお見えになるということで、劇場支配人たちがもう一日だけイヴエットに出演を求め、イヴエットも仕方なくこれに応じてしまった。

フィリップが彼女を迎えに来たとき、彼女はいつも通り舞台にたっていた。

それを観たフィリップは彼女が約束を違えたと誤解し、自分がスターの戯れの恋の相手だったのだと傷心のうちに去ってゆくのであった…。


第三部:運命のワルツ

1938年のパリの映画会社では「運命のワルツ」と題する大作撮影していた。

主演はイレーヌ・グランプレ。 彼女の役は彼女の本当の祖母ファンニ・グランプレ、つまりこの映画は彼女の祖母のラヴ・ロマンスを映画化しているのである。

ところが、アメリカのハリウッドから相手役の俳優がアメリカでの撮影が延びていまだ現れなかった。

大騒ぎしているところへ、保険会社の社員をしているジェラル・ド・シャランセがやってきて、彼の言い分は、今度の映画で「シャランセ家」の実名を使って欲しくないというのだった。

この男が、今撮影している映画の主人公の孫だと知って、抜け目のない映画会社は早々彼を急場のスターに仕立ててこの映画に出演させることに。

三代目に巡りあった二人が主演することは大評判になるが、素人のジェラルは色々と失敗を重ねつつも撮影を進める中に二人は、再び真実の恋に陥る。

こうして三代にわたる恋物語も、ここでようやく結ばれて、ハッピー・エンドを告げる。
公演日
公演会場
東京宝塚劇場
原作
平田都・白井鐵造
監督
春日野八千代・白井鐵造