散る花よ、風の囁きを聞け　花組　バウホール公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

花組

発売日

1986-05-13

出演者

朝香じゅん・水原環・宝純子・なかいおり・涼美緒・弦さやか・星邑礼緒・沙世あかり・梢真奈美・大空希望・安寿ミラ・舵一星・三矢直生・真矢みき・鏡ちとせ・桜木星子・大樹ひろと・詩乃優花・宝樹芽里・草の芽もゆ・若草葉子・華陽子・沢ひとみ・香坂千晶・真琴つばさ・夢乃千琴・愛華みれ
専科：城火呂絵・但馬久美

商品内容

幕末の動乱期に、若い剣士・伊庭八郎が短い青春を燃やし尽くして、徳川家に殉ずる物語。親の敵を探し求める武家娘との恋が美しく描かれた作品。


慶応三年春、江戸の町はペリー来航以来、ますます騒がしくなっていた。
幕府は尊王攮夷を唱えて幕府転覆をはかる薩摩・長州の動きを制する為、幕臣を中心に遊撃隊を組織し、上洛させる準備を進めていた。

心形刀流・伊庭道場の跡継ぎで天才剣士・伊庭八郎は遊撃隊士として出発を数日後にひかえたある日、お涼と作之助という仇討姉弟が道場を訪ねてきた。

八郎は姉弟に人の生命の尊さを教え、二人に仇討を諦めるように諭した。

八郎自身、十六の年に喀血し、自らの命が長くないことを知り、病の事は両親にも誰にも言わず、限りある命を精一杯生き抜くため学問の道を捨て、剣一筋と決めたのだった。

京に上った八郎は喀血したところを新撰組の土方歳三とその愛人に助けられ、同じ病で苦しみながら明るく生きている沖田総司と引き合わせられ、良き友となった。

幕府は戦いを避けるため、大政奉還するが、薩長の計らいで戦となり、幕府軍は敗北した。

八郎も伊庭家へ戻ったがそこに母の計らいでお鈴と作之助が伊庭家で暮らしていた。 再会した八郎とお涼は表にこそ出さないが、強い熱い感情が流れるのを感じるのだった。

幕府軍の敗色が濃くなる一方、八郎は新撰組の生き残り、土方らや遊撃隊の仲間らと共に官軍を迎え撃つために函館に向かった。

残されたお涼は上京した手塚良庵の計らいで従軍看護婦として函館へ八郎を追っていく決心をした。

再び生きて相まみえるかどうか定かではなかったが……。

公演日

公演会場

宝塚バウホール

原作

谷正純

監督

谷正純